那覇市、4つの接種会場を10月下旬に閉鎖 効率化図るため集約


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 【那覇】沖縄県那覇市は24日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場11カ所のうち4カ所について、10月24日を最後に閉鎖することを決めた。接種の予約が伸び悩んでいるため、会場を集約して効率化を図る。

 閉鎖するのは繁多川、石嶺、小禄南、若狭の4公民館。駐車場がほとんどないことなどから、接種対象の中心となっている若い世代が利用しづらいと判断した。これらの4会場では10月4日以降、1回目接種の予約を受け付けない。

 市は未接種の市民を対象に、9月27日からホームページなどでアンケートを実施している。接種への意見や接種しやすい時間帯などを調査し、今後に生かす。

 9月22日時点で市民の1回目接種率は60.03%、2回目接種率は43.79%。