南風原町長選、現職の赤嶺氏が立候補を表明


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赤嶺正之氏

 【南風原】沖縄県南風原町の赤嶺正之町長(70)は28日、町議会9月定例会の一般質問で、来年の南風原町長選に、2期目を目指して出馬すると表明した。知念富信議員の質問に対し、赤嶺氏は「住みよい南風原町を作るために、2期目に臨む決意を新たにした」と語った。同町長の任期は来年5月まで。

 赤嶺氏は、国保特別会計の累積赤字解消のほか、待機児童の減少化などに取り組んできたと強調。「(コロナ禍で)新たに出てきた課題も何とか動かしていけるという手応えを感じている。2期目に生かしていきたい」と力を込めた。

 赤嶺氏は1951年4月27日生まれ。町宮平出身、知念高校卒。71年村役場に入庁、環境保健課長、教育部長などを経て2011年4月、町教育長に就任。18年1月、町長選出馬のため、辞職。同5月、町長選に初当選した。