感染者の9割がワクチン接種未完了 20~30代は97%に


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 沖縄県内で19~25日に新型コロナウイルスに感染した656人のワクチン接種歴を県が調べたところ、接種ゼロは537人(81.9%)、1回は57人(8.7%)と、接種未完了が9割を超えていたことが分かった。20~30代の感染者に絞ると未完了は97%になるという。県は28日に発表した緊急事態宣言解除後の方針で「重症化予防や発症予防効果のあるワクチン接種を急ぐ必要がある」と掲げている。

 2回の接種を済ませた後の「ブレークスルー感染」は62人(9.4%)で、高齢者も含まれていた。優先接種の対象だった医療従事者、高齢者らは接種から時間が経過しており、県は免疫が低下している可能性もあるとして、国の方針に沿って3回目の接種の準備を進める。