空の注射器でワクチン接種 那覇の集団接種 体調に問題なく


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 27日に沖縄県那覇市金城のともかぜ振興会館で行われた新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、20代の男性1人に空の注射器で接種するミスがあった。市が29日に発表した。男性にはその後、改めてワクチンを接種した。現時点で体調に問題はないという。

 市によると、ワクチンのバイアル(瓶)一つから注射器6本に充てんするが、そのうち1本の充てんを看護師が忘れたのが原因とみられる。別の看護師が注射した際、感触が通常と異なるためミスに気付いた。

 那覇市の集団接種で、空の注射器で接種をするミスは8月に続き2回目。集団接種に従事する看護師にメールで注意喚起をするなど再発防止に努める。