沖縄の地銀3行、きょうから他行への振り込み手数料を引き下げ


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 琉球銀行、沖縄銀行、沖縄海邦銀行の県内地銀3行は1日、他行あての振込手数料をそれぞれ引き下げる。銀行間の送金に用いる「全国銀行データ通信システム」(全銀システム)の送金手数料引き下げに伴う措置。窓口、現金自動預払機(ATM)、インターネットバンキングなど、3行とも幅広く対応している。

 琉銀は窓口、ATM、ネットバンキング、総合振込などについて、送金3万円未満で60円、3万円以上で110円引き下げる。自動送金サービスは3万円未満で115円、3万円以上で165円安くなる。自行内では、ネットバンキングなら同じ支店内の送金を無料にするなどの独自サービスも展開する。

 海銀も、取引内容や手数料について琉銀とほぼ同じ内容で改定している。

 沖銀も他行への振込手数料について、3万円未満は60円、3万円以上が110円一律引き下げる。自行内に振り込む際の新たなサービスは実施しないが、スマホアプリ「おきぎんSmart」から送金すれば無料となるサービスが、以前から実施されている。