ワクチン接種したら石垣旅行…浦添市が抽選でプレゼント


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市のマスコットとともにワクチン接種応援キャンペーンへの応募を呼び掛ける松本哲治市長(左)=30日、浦添市役所

 【浦添】浦添市は1日から、新型コロナウイルスワクチンを接種した市民を対象に1泊2日のホテルパック付き石垣旅行を抽選で50人にプレゼントする「ワクチン接種応援キャンペーン」を始める。

 鈍化傾向が見られ始めた接種率の向上が目的で、30日に会見を開いた松本哲治市長は「多くの市民がワクチンを接種し、経済活動、日常生活回復の第一歩にしたい」と語った。

 9月28日時点の浦添市民のワクチン接種率は、1回目が61.8%、2回目が48%。キャンペーンは10月から11月に掛けて、市内の医療機関か集団接種会場でワクチン接種した市民が対象で、11月末までに2回目の接種を終える必要がある。一方、松本市長はワクチンを打たない、打てない人が一定数いることを念頭に「接種はあくまで任意だ。打たない、打てない方への差別があってはいけない」と呼び掛けた。当選者には12月上旬ごろに全日空の航空券を発送する。応募は特に必要なく、自動エントリーとなる。キャンペーンを実施するに当たり、浦添市は石垣市から余剰ワクチン2箱(1170人分)の提供を受けた。

 キャンペーンに関する費用は全額、国の地方創生臨時交付金から充てる。

問い合わせは市健康づくり課(電話)098(875)2100。またはhttps://www.city.urasoe.lg.jp/article?articleId=6143df1e9ae8de55fb08bcd9から見られる。