4月に開催されたミスコンテスト「2021ベスト・オブ・ミス沖縄大会」の各グランプリ受賞者へのトロフィー授与式が3日、糸満市の琉球ガラス村で行われた。RGC(稲嶺佳乃社長)所属の職人が製作した琉球ガラスのトロフィーを、職人自らが「ミス・ユニバーシティ」の蒲山花礼さん、「ミス・グランド・ジャパン」の山里夢乃さん、「ミス・ユニバース・ジャパン・プレリミナリー」の池田知代さん3人にそれぞれ手渡した。製作者を代表してあいさつした県工芸士の友利龍さんは「輝かしい功績の背景には絶え間ない努力があったと思う。皆さんの活躍に期待している」とエールを送った。
鮮やかな緑色のトロフィーを受け取った山里さんは「大好きな沖縄の自然の色に似ている」と喜び、今後は関心のある環境問題などに取り組みたいと意気込みを語った。
同日はSDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」を、琉球ガラスの歴史や取り組みなどを通して学んでもらおうと、ミスコンテストのファイナリスト12人を対象としたワークショップも開かれた。