認め合い、支え合う社会へ 「障がい者雇用」考える 沖縄SDGsプロジェクト


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クロストークで意見を交わす(左から)仲地宗幸氏、比嘉佳世氏、金城桃子氏=9月24日、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 国際社会が進めるSDGs(持続可能な開発目標)の推進を目指し、県内の企業・団体が連携する「OKINAWA SDGs プロジェクト」(OSP、事務局・琉球新報社、うむさんラボ)は9月24日、2021年度の第1回カンファレンス(会議)をオンラインで開き、那覇市の琉球新報社から配信した。

 SDGsの達成や意識を高めるイベント「HAPPY EARTH FESTA(ハッピー・アース・フェスタ)」とのコラボレーションで開催した。第1部では三菱UFJリサーチ&コンサルティングの吉高まりさんが、社会や環境に貢献する企業に投資が集まるESG投資がコロナ禍で加速していることを話した。

 第2部では障がい者雇用をテーマに、県内の識者と事業所が登壇し、多様な人々が共に働く意義や工夫を報告した。

 OSPでは会員同士が出会い、連携し、実際に行動を生み出すことを重視している。カンファレンスの後半には参加者がオンライン上で小グループに分かれ、感想や自社に持ち帰りたいことなどを話し合った。

 各社の連携を深めるため、5月に開いたキックオフイベント以降に加盟した新規16社を紹介した。これまでにOSPで生まれたプロジェクトの進捗(しんちょく)や、若者の活動も紹介した。当日の様子を詳しく伝える。

当日のカンファレンスの動画はこちらから。

 

<OKINAWA SDGsプロジェクト> 2021年度第1回カンファレンス
<OKINAWA SDGsプロジェクト> 2021年度第1回カンファレンス

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