自販機でPCR検査キットが買える 沖縄で初設置 宜野湾社交飲食業協


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セルフPCR検査キットの自動販売機を設置した宜野湾市社交飲食業協会の仲松友幸会長=6日、宜野湾市普天間の同協会事務所前

 【宜野湾】沖縄県宜野湾市社交飲食業協会(仲松友幸会長)が6日、新型コロナウイルスの「セルフPCR検査キット」の自動販売機を同市普天間の同協会事務所前に設置した。7日午後3時に販売を始める。同協会によると、この販売機の設置は県内で初めて。

 利用者はキットを購入してインターネットで利用者登録する。県内在住者は免許証など住所が確認できる書類を写真に撮って送る。唾液を採取し、販売機の隣にある回収ボックスに入れる。料金は県内在住者は3500円、県外の人は8500円。検体は月~金曜日に回収、結果は最短で翌日に電子メールで通知する。

 販売機は同協会が設置、管理する。キットの回収、検査は沖縄民間ピーシーアール検査機構が担う。

 仲松会長は「24時間いつでも検査ができることで少しでも市民の不安を取り除きたい。検査が身近になれば経済の回復も早められるのではないか」と話した。