闘勢琥珀と大獣王が激突 関係者見守る中、組み合わせ決まる 秋の全島闘牛大会


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全島一優勝旗争奪戦の平良梨夢さん(左)と金城志苑さん

 沖縄県闘牛組合連合会は8日、11月14日に行われる第115回秋の全島大会(主催・県闘牛組合連合会、共催・琉球新報社)の取組について、うるま市地域センター舞天館で番付編成会議を開いた。各闘牛組合長、牛主、役員など多くの関係者が出席した。大会は重量級、中量級、軽量級の3階級の全島一決定戦となる。取組は10組で、うるま市石川多目的ドームで午後1時から行われる。

 番付編成会議に先立ち開かれた定期総会で、任期満了に伴う新会長の選出選挙があり、現会長の幸地政和氏が再選された。

 重量級全島一決定戦(沖縄県知事杯)は、5月の春の全島大会で6連勝無敗のイーグル王を破り新王者となった闘勢琥珀に対して、沖縄闘牛界屈指の巨漢牛大獣王が頂点を狙って挑む。

 中量級全島一決定戦(うるま市長杯)は、8連勝無敗で中量級全島一牛の赤番頭が体調不良を理由にタイトルを返上。このため、刃誡皇×金太郎戦が中量級全島一決定戦となる。軽量級全島一決定戦(新報社長杯)は、猛牛ファイテング大吉に逆転勝利して新チヤンピオンとなった石山聖空宝志みおりに対し、最強牛のメイキラ陸王が挑む。

 軽量級、中量級については、2日に体重測定をした結果、異常無しだった。

 (平川康宏通信員)

中量級優勝旗決定戦の兼本正健さん(左)と具志川組合の玉城政哉さん(代理)
軽量級優勝旗争奪戦の登川太樹さん(左)と仲村優毅さん