沖縄への長期滞在ツアー 県外参加者募集 観光ビューローが8割補助


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ

 沖縄観光コンベンションビューロー(下地芳郎会長)は6日までに、内閣府の「新たな沖縄観光サービス創出支援事業」の対象となる22事業を選定した。

 自然や伝統文化に触れながらのワーケーションや、電動アシスト自転車で沖縄本島を一周するツアー、空手の歴史を学ぶプログラムなどで、15事業が5泊6日以上の長期滞在型で計画されている。今後、県外在住者を対象にモニターツアーの参加者を募集する。

 総事業費は2億6千万円で、参加費用のうち8割を補助する。11月ごろから来年2月にかけてモニターツアーを実施し、参加者のアンケートや有識者の提言を踏まえ自走化を目指す。

 下地会長は「消費単価と滞在日数の向上という沖縄観光の課題を、プログラム開発によって前進させてほしい」と話した。

詳細は「新たな沖縄観光サービスモニターツアー」のホームページ(https://okinawa-monitortour.jp/)で確認できる。