下地氏の出馬要請も視野に調整 保守合同の会、対応策を協議


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下地幹郎氏

 下地幹郎衆院議員=無所属=の自民党復党を求める「保守合同を実現し沖縄の未来を創る会(保守合同の会)」(会長・国場幸一国場組会長)は9日、幹事会を開き、自民県連が下地氏との面談に応じないと表明したことを受け、対応を協議した。下地氏に衆院選出馬を要請することも視野に調整する方針を決めた。保守合同の会の一部幹部が出席し、確認した。11日にも会見を開く考えだという。

 保守合同の会は自民県連に下地氏との協議を求めていた。同会関係者によると、協議に応じなかった県連の姿勢に反発がある一方で、沖縄1区に出馬予定の国場幸之助氏=自民=と下地氏の保守一本化への可能性も考慮し、下地氏に出馬要請するかについて今後の動向を踏まえて判断する方針。

 自民県連は8日、1区では国場氏を公認するよう党本部に申請したと発表した。