照屋(那覇西)が円盤制覇し2冠 陸上・全九州高校新人大会


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照屋瑠亜(提供)

 陸上の第39回全九州高校新人大会最終日は10日、ひなた宮崎県総合運動公園陸上競技場で行われ、男子円盤投げの照屋瑠亜(那覇西2年)が44メートル84で優勝し、砲丸投げと合わせ2冠を達成した。女子砲丸投げの友利晟弓(同2年)は12メートル35で2位。男子200メートルの平川慧(コザ1年)は21秒85で3位に入った。

 照屋瑠亜が夏休み前に立てた目標は「九州新人の砲丸投げと円盤投げを大会新記録で優勝する」こと。いずれも大会新は出せなかったが、2冠を獲得して後者の目標は達成した。「うれしいけど、悔しい気持ち」と大会を総括した。

 最終日の円盤投げの記録は5投目の44メートル84。9月の県新人大会で投げた自己ベストを3センチ更新し、いい流れで最終6投目に臨んだ。しかし「力んでしまった」と45メートル台の大会記録には届かなかった。今月中のU18の全国大会では46メートル台に目標を上げ「悔しい気持ちをぶつけ、表彰台を狙いたい」と力強く語った。