ワクチン広域接種センターの初回接種、今月で終了 11月からは2回目接種のみ


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 沖縄県は12日、県が設置する新型コロナウイルスワクチン広域接種センター(沖縄コンベンションセンター、県立武道館)での1回目接種を31日で終了すると発表した。11月からは2回目接種のみを受け付ける。2会場は予定を超えて運用を続けていたが、別の会場利用者もいるため、閉鎖することにしたという。

 沖縄コンベンションセンターでの接種は11月8日で終了し、同月9日以降の接種は県立武道館に集約する。1回目を沖縄コンベンションセンターで接種した人も、同センターの閉鎖後は県立武道館で2回目を接種することになる。

 県立武道館へは小禄駅から無料シャトルバスが出ていたが、利用者が少ないため、県は10月15日で運行を終了する。沖縄コンベンションセンターとてだこ浦西駅を結ぶ無料シャトルバスについては、11月8日までの予定。2会場の予約枠に空きがあるため県は早めの接種を呼び掛けている。

 国は都道府県に対し、最低1カ所はモデルナ社製ワクチンが打てる接種会場の確保を求めている。県は県立武道館の継続使用を含め、会場の検討を進めている。