沖縄セメント工業、小橋川新社長と國場会長が就任あいさつで来社


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就任あいさつで琉球新報社を訪れた沖縄セメント工業の小橋川朝和社長(右)と同社の会長を兼ねる国場組の国場幸一会長=13日、那覇市泉崎の琉球新報社

 沖縄セメント工業(那覇市)の社長に新たに就任した前沖創建設会長の小橋川朝和氏(66)と、沖縄セメント工業会長も務める国場組の国場幸一会長(79)が13日、就任あいさつで琉球新報社を訪れた。

 小橋川氏は、8日の臨時株主総会で社長に就任した。沖縄銀行常務、おきぎんリース社長、沖創建設の社長と会長などを歴任してきた経営手腕を評価され、国場会長から社長就任の要請を受けた。「一丁目一番地のセメント事業を安定的に提供していく。より品質の高い生コンを提供していきたい」と抱負を語った。

 沖縄セメント工業は1953年に設立した。中城村、北谷町、金武町に生コン工場を持っている。国場会長は「戦後の復興のために生まれた会社で、小橋川氏を社長に迎えられてうれしく思う」と話した。