沖縄でワーケーションを 総合事務局が企業誘致イベント 11月開催


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ワーケーションウィークオキナワのホームページ

 沖縄総合事務局は11月13~28日、県内自治体や企業などと連携し、仕事と休暇を両立させる「ワーケーションウィークオキナワ(WWO)」を初開催する。同時期に県内で開かれる「リゾテック・エキスポ」や沖縄大交易会に県外から参加する企業などを対象に、期間中のワーケーション体験や施設利用をきっかけに企業誘致や離島の活性化などにつなげる。

 沖縄総合事務局と沖縄ITイノベーション戦略センターが事務局となってWWOのプラットフォームを開始しており、現在、県内外から約40団体・社が参加している。

 WWOの期間中、市町村やテレワーク事業者らが県内各地でワーケーション関連イベントを開催するほか、県内テレワーク施設の利活用も促進する。関連イベントは、起業家を対象とする「沖縄発!&沖縄で起業したい・ワーケーションしたい!起業家ビジネスピッチ」や、アートで町を盛り上げる「アーティストインレジデンス@来間島」などが計画されている。期間中、参加者がテレワーク施設の検索や即時予約できるアプリ「dropin(ドロッピン)」をダウンロードして登録すれば、参加テレワーク施設を利用できるチケット計4千円分がもらえる。

 沖縄総合事務局通商課サービス産業係長の鈴木圭三さんは「ワーケーションの推進を通じて、高度人材の誘致や関係人口の創出を取り組んでいきたい。ぜひ県内企業にも参加してもらいたい」と話した。詳細はWWO公式ホームページhttps://tele-okinawa.go.jp/wwo2021/