チームドクターにW杯準優勝を報告 ビーチサッカー日本代表らが同仁病院を訪問


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チームドクターの島川朋享医師(右から2人目)らにW杯準優勝などを報告した宜野座寛也(左端)ら=14日、浦添市の同仁病院

 ビーチサッカーの日本代表3人が所属するソーマプライア沖縄の河原塚毅監督らが14日、チームドクターを担う同仁病院(浦添市)の島川朋享医師や山内裕樹院長代理らを訪ね、ワールドカップ(W杯)準優勝などを報告した。同院は今後も支援を続けることを約束し、ボールを贈呈した。

 W杯ロシア大会は8月29日に決勝が行われ、日本はロシアに敗れ準優勝した。ソーマプライア沖縄からは齋藤巧、坪谷亮太、GK宜野座寛也の3人が選出された。坪谷は「初戦で0―3でリードされたところから逆転して勝てた。そこからさらに雰囲気がよくなった」と振り返った。銀メダル獲得など代表チームに貢献できたことに、河原塚監督は「ビーチが近い沖縄は聖地になれる。地元の子どもたちが世界を目指せる環境をつくっていく」と語った。

 チームと10年来の親交がある島川医師が今年4月から勤務を始め、同仁病院はスポーツ医療を盛り上げようとチームをサポートしている。W杯派遣前には新型コロナやけがのことで選手を支援した。島川医師は「これからも窓口を広げて利用しやすい環境を整えたい」と話した。山内院長代理は「またW杯出場へ頑張ってほしい」と期待した。