奥武の5番、6.5キロのイナクー


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
17日、奥武の5番で72センチ・6.5キロのイナクーを釣った川端勝巳さん(GFG沖縄)

 GFG沖縄の川端勝巳さんは17日、友人2人と慶良間諸島の通称「奥武の5番」に渡った。午前6時頃から釣りを開始。仕掛けはキビナゴをコマセと付け餌に使用するスルスルするるーと呼ばれる釣り法。ノーマルな仕掛けでヒットするのはクサラーやシジャーなどの表層魚ばかりだったので、仕掛けにオモリ1号とウキ止めをプラスして、水深15メートルの中層を狙った。潮に乗せて仕掛けを80メートルほど流した所で、いきなりヒット。

 掛かった魚は海底に向かって強烈な引きで抵抗し、竿が折れるのではないかと思うほど曲がった。魚に主導権を与えないように、ドラグをフルロックで、使用した竿の慶良間スペシャルⅡ4.5号のパワーを信じ必死にやり取りをしていると5分程で72センチ、6.5キロのイナクー(ナミフエダイ)が浮いた。丸沖つりぐ(電話)098(867)0458

 10日、那覇一文字の真ん中でGFG沖縄青年部フカセトーナメント大会決勝戦が開催された。2月10日から対戦相手を勝ち抜いた3人(Aブロックは不戦勝で決勝進出)で決勝戦が行われ、1.97キロのジキランカーハジャーを釣った知念栄作さんが優勝した。決勝戦の結果は次の通り。(敬称略)。

▽優勝 知念栄作.ジキランカーハジャー1.97キロ
▽2位 川端勝巳・Aブロック不戦勝
▽3位 上門昇太・トカジャー、チヌマン、ガーラ1.91キロ

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

10日、伊平屋島でヤマトビーの切り身を餌に61センチ・2.97キロのタマンを釣った真栄田寿さん
15日、読谷海岸で41.5センチ・1.31キロのカーエーを釣った上間龍斗さん(美海会)

16日、慶良間で70.5センチ・4.1キロのタマンを釣った宮里成和さん
14日、糸満海岸で48.5センチ・1.69キロのタマンを釣った賀数まりさん

17日、伊江島で75センチ・6.19キロのムネアカクチビを釣った新屋清太郎さん
17日、泡瀬海岸で51センチ・2.41キロと47.6センチ・1.93キロのチンシラーを釣った當銘由和さん、ななこさん

10日、GFG沖縄青年部フカセトーナメント大会に参加した皆さん

9日、三重城海岸で54センチ・2キロのアカジンを釣った有銘良太さん
2日、大宜味沖で20キロのアーラミーバイを釣ったOPAの幸地泰成さん(バディⅢ)
13日、海中道路で68センチ・4.07キロのタマンを釣った新垣大さん