沖縄県知事賞に砂川さん 婦人の主張 趣味で生涯楽しく


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「趣味を持って 生涯楽しく」の演題で発表し、県知事賞に輝いた宮古地区婦人連合会の砂川寿美さん=22日午後、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 女性の自己啓発と地位向上、調和のとれた活力あるふるさとづくりを目的に、第53回婦人の主張中央大会(主催・県婦人連合会、琉球新報社、ラジオ沖縄、沖縄テレビ放送)が22日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれた。最高賞の県知事賞は「趣味を持って 生涯楽しく」の演題で発表した宮古地区婦人連合会の砂川寿美(すみ)さんが受賞した。県内3地区の代表7人が発表し、婦人会や夫婦生活、趣味などについての体験を述べた。

 砂川さんは33年続けている大正琴と趣味のカラオケを通して、人生の楽しみ方を紹介した。趣味を通した地域貢献活動の様子も語り、好きなことで「楽しく、豊かな人生を歩んでいこう」と力強く語った。最高賞の受賞に「これまで続けてきたことを、多くの人がいる前で話せて良かった」と笑顔を見せた。

 県教育長賞は平安山和美さん(北中城村婦人会)、県婦人連合会長賞は當山直美さん(宜野湾市婦人連合会)が受賞した。このほか琉球新報社長賞に比嘉洋美さん(読谷村婦人会)、ラジオ沖縄社長賞に飯島清美さん(浦添市婦人連合会)、沖縄テレビ社長賞に猪子立子さん(宮古地区婦人連合会)、奨励賞は上原静子さん(那覇市婦人連合会)が選ばれた。