うちなーむん一堂に 沖縄の産業まつり、きょうまで


この記事を書いた人 Avatar photo 山城 祐樹

 「県産品 使って贈って 笑顔の輪」をテーマに、第45回沖縄の産業まつり(同実行委員会主催)が23日、2日間の日程で開幕した。新型コロナ感染症の拡大を防止するため、昨年に続きポータルサイトによるオンライン出展と、地域を分散したリアル会場による併催方式となった。

 那覇市のパレットくもじ前イベント広場で開かれた第24回商工会特産品フェア「ありんくりん市」では、入場前から30人以上が列を作り、オープンと同時にそれぞれ目当ての特産品を買い求めたり、従業員に質問したりする姿が見られた。

 実行委員長の古波津昇県工業連合会会長は「緊急事態宣言が解除され、安心して産業まつりを開催することができた。来年は復帰50周年を迎えるので、来年につながるようなイベントにしたい」と話した。

 リアル会場はパレットくもじ前イベント広場のほか、県庁前県民広場、沖縄都市モノレール小禄駅前広場の那覇市内3カ所。それぞれ入場者数を制限しながら開催した。24日も午前10時~午後6時で開催する。

 ポータルサイトは145の企業や団体が出展。写真を多数取り入れたり、出展企業のホームページや電子商取引(EC)サイトへのリンクを載せたりして、商品への関心を高める取り組みをしている。