3種の子ガメ会いに来て 沖縄美ら海水族館が公開


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 【本部】沖縄美ら海水族館(本部町)は22日、同館生まれのタイマイ、アオウミガメ、アカウミガメの子ガメの展示を開始したと発表した。ウミガメ館に隣接する「ウミガメ育成プール」で観察できる。
 担当者は「3種類の子ガメを同時に観察できるのはここだけ」と来場を呼び掛けている。

 4月30日にアカウミガメ、6月4日にタイマイ、同15日にアオウミガメが産卵した。7月22日にはアカウミガメの子ガメがふ化し、砂から出てくるところが確認された。8月28日までにタイマイとアオウミガメの子ガメも無事ふ化した。

 タイマイの甲羅の長さ、幅とも7センチ。アカウミガメ、アオウミガメは甲羅の長さ、幅とも8センチ。沖縄美ら海水族館は「今後もウミガメ類の繁殖に取り組み、繁殖生態の解明や種の保存に貢献したい」としている。