座間味村で投票用紙を誤交付 期日前投票所で比例の投票用紙を1枚多く配布


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座間味村役場

 沖縄県選挙管理委員会は24日、座間味村選挙管理委員会が衆院選の期日前投票所で、誤った投票用紙を交付した事案があったと発表した。23日の投票所閉所後の午後8時から、同日の投票用紙交付枚数と期日前投票者数が一致するか確認したところ、小選挙区の投票用紙が1枚少なく、比例代表の投票用紙が1枚多く交付されていたことが判明した。

 1人の有権者に、小選挙区の投票用紙を交付すべきところを比例代表の投票用紙を交付したという。有権者が比例代表の用紙に小選挙区の候補者名を記載していれば無効票となる。

 同村選管は24日、交付誤りの可能性がある有権者を訪ねて説明し、謝罪した。23日は12人が期日前投票を済ませていた。

 投票所では、2人で一つの机を使って3種類の投票用紙の交付作業に当たっており、取り違いが生じたとみられる。今後、投票用紙の種類別に机を分ける対応を取る。