沖縄出身のYU(ユウ)さんとA―RA(アーラ)さんのボーカルユニット、5th Elements(フィフスエレメンツ)は25日、コロナ禍で奮闘する医療従事者を支援したいと、県立南部医療センター・こども医療センターへ55万5555円を寄付した。
寄付金は5月に発売したベストアルバムの収益の一部。ユニット結成10年を記念したものだといい、アーラさんは「10年間、いろいろな人に支えられて活動してきた。11年からは、音楽を通して地域や社会のためになることをやりたい。これからもCDが売れ続ける限り支援したい」と語った。
県の我那覇仁病院事業局長は「県立病院への支援は医療従事者をはじめ職員全員の励みになる」と謝意を伝えた。
フィフスエレメンツの音楽を聴いたという和気亨病院長は「恋人や友達を励ます歌が多かった。寄付金だけでなく、音楽も支えになっている」と笑顔を見せた。