オリオンが新クラフトビール テーマは「首里」 ウォルフブロイとコラボ


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首里をテーマに「オリオンビール」と「ウォルフブロイ」が製造したクラフトビール「首里1427」

 オリオンビール(豊見城市)は、那覇市首里池端町のクラフトビール醸造所「ウォルフブロイ」とともに、首里をテーマに開発したクラフトビールの組み合わせセット「首里1427」を26日に発売する。オリオンが他の醸造所とコラボレーションするのは初めて。

 首里の街を盛り上げることを目的に、現在の首里の原型となる城下町が整備されたとされる1427年を商品名に採用した。

 オリオンのビールは、ホップを多く使うインディア・ペール・ラガー(IPL)で、ホップの香りと心地よい苦みが特徴のビールに仕上げた。

クラフトビール「首里1427」を発売するウォルフブロイのウォルフラム・オーピッツ代表(左)とオリオンビールビール商品開発部の山城敬太郎主任(右)=25日、那覇市泉崎の琉球新報社

 ウォルフブロイは、ドイツ流のビール「ジャーマンブリュー」として、首里の水を生かし麦芽(モルト)のうまみを引き出した。

 いずれも南城市産の大麦を使用。非熱処理で無ろ過のため、生きた酵母のおいしさも味わえるという。

 容量は1本330ミリリットル。オリオン公式通販サイトで、6本セット(2種類を3本ずつ)を限定300組発売する。送料、税込みで5060円。ウォルフブロイ店頭でも2本セットを税込み1500円で、限定720セット販売する。首里地域の一部飲食店でも提供する。