ヤクルト優勝、キャンプ地・浦添に歓喜の東京音頭 「感謝しかない」


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ヤクルトが勝利し、喜びを爆発させるファン=26日夜、浦添市役所

 【浦添】「やったー」「ありがとう」。ヤクルトの春季キャンプ地である沖縄県浦添市は26日、6年ぶりのセ・リーグ優勝を果たしたヤクルトの活躍に沸いた。市役所内に設置された特設会場ではパブリックビューイングが実施され、市内外から熱心なヤクルトファン約50人が詰めかけ、画面越しに熱い声援を送った。

 3回表1死満塁からサンタナ選手、中村悠平選手の連続タイムリーで一気に4点を奪うと応援のボルテージは急上昇。観客が一体となって「東京音頭」を歌いながら喜びを爆発させた。

 県内のヤクルトファンでつくる「琉球燕」の代表補佐の高間幸子さん(55)=糸満市=は久々の優勝に涙を浮かべ「チームには感謝しかない。ありがとう」と語った。浦添市役所職員の宮里良喜さん(33)は「6年ぶりの優勝を皆で分かち合えて最高にうれしい。CSでも100%勝てることを確信した」と語った。