キッザニアが沖縄に来る! 沖縄アリーナで12月開催 29の職業を体験


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子どもの職場と社会体験イベント「アウトオブキッザニア」をPRする(左から)沖縄セルラー電話の菅隆志社長と県商工会議所連合会の石嶺伝一郎会長、沖縄商工会議所の宮里敏行会頭=28日、那覇市松山

 沖縄県商工会議所連合会(那覇市、石嶺伝一郎会長)は12月11、12の両日、人気施設「キッザニア」の出張版となる職業・社会体験イベント「Out of KidZania(アウト・オブ・キッザニア)inおきなわ」を、沖縄市の沖縄アリーナで開催する。30日から抽選販売を始める。

 県内27企業・団体が協力し、県内小中学生を対象にして計29の職業体験プログラムを提供する。モノレール車両を使った「ゆいレール運転士の仕事」、沖縄こどもの国での「動物園飼育係の仕事」という本物の場所での職場体験をはじめ、警察官や保育士など子どもたちになじみのあるお仕事が体験できる。

 キッザニアを企画・運営するKCJGROUP(東京)が監修。イベントでは仕事体験だけでなく、体験先の事業者から給与明細も発行してもらえる。参加者は給与明細を使って専用通貨の「ちゅら」を交換し、実際に会場内の売店で買い物ができる。

 参加は抽選形式。専用ウェブサイト(https://outofkidzania-okinawa.com/)から希望のプログラムを入力して申し込む。1人で二つのプログラムまで応募できる。

 参加可能者数は延べ1420人。参加費は1プログラム500円(別途材料費が必要なプログラムもある)。応募受付期間は30日~11月15日。

 県商工会議所連合会の石嶺会長や沖縄商工会議所の宮里敏行会頭、特別協賛の沖縄セルラー電話の菅隆志社長らが28日、那覇市で発表し、「地元企業の仕事体験で子どもたちが地元に愛着を持つ。キャリア育成にもつながる」とPRした。