沖縄選挙区の11候補、最終盤の支持拡大に奔走 衆院選あす投開票


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎

 第49回衆院選は31日、投開票される。新型コロナウイルス感染症の流行後、県内で初めての国政選挙となる。県内4選挙区には前職6人、新人5人の計11人が立候補している。各候補者は感染症対策や経済回復、米軍普天間飛行場の危険性除去策などを争点に論戦を繰り広げてきた。30日午後には、選挙区内の交差点などで選挙戦を締めくくる「打ち上げ式」を開き、有権者に最後の訴えで支持を呼び掛ける。

 今衆院選は、衆院解散から投開票日までの期間が17日間と戦後最も短い超短期決戦となった。岸田文雄内閣への信任とともに、9年間続いた安倍、菅政権に対してどのような審判が下るのかが焦点となる。任期まで残り1年を切った玉城デニー知事の県政運営に対しても県民から一定の評価が示される。最終盤の「三日攻防」の中日となった29日、各候補者は早朝から選挙区内を選挙カーで駆け巡り、街頭演説や決起集会を開いて支持拡大に奔走した。

 期日前投票は30日午後8時まで、県内各市町村で実施している。同日は、竹富町で繰り上げ投票が実施される。