沖縄県内投票率、近年は50-60%台 コロナ禍の影響も


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 衆院選の沖縄県内投票率は近年50~60%台で推移している。2017年の前回衆院選の県内投票率は56.38%で、全国平均の53.68%より2.7ポイント上回った。14年衆院選(52.36%)より4ポイント上昇し、2回連続で続いた過去最低更新の流れを食い止めた。

 1996年の小選挙区制度の導入以降、投票率は一気に下がった。70年の沖縄の国政選挙参加以降、最も投票率が高かったのは同年の83.64%だった。最近の各種選挙では新型コロナウイルスの感染拡大の影響で投票控えが広がっているとも指摘されている。