衆院選沖縄4区 西銘恒三郎氏最後の訴え


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必勝を誓い、気勢を上げる西銘恒三郎候補ら=30日午後6時23分、南風原町の兼城交差点

 沖縄北方担当・復興大臣を仰せつかり、東北に足を運んだ。東日本大震災から10年7カ月がたってもまだ家に帰れない人もいる。沖縄も1945年の何もないところから立ち上がり復帰して50年がたつが、各市町村の課題がある。復興という意味では相通ずるものがあり、しっかりと取り組まなければならないという思いを新たにしている。

 沖縄振興法や税制改正、新型コロナや経済対策の補正予算、来年度予算の閣議決定などにすぐに取りかからないといけない。短期間で沖縄の将来を決すると言っても過言ではない。沖縄は国全体の縮図と言える課題が現れやすい。沖縄の振興がわが国のけん引役になる。現場の声を聞いて政策を実現する。

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 赤嶺勇選対本部長 基地問題をはじめ、新型コロナ、子どもの貧困、全国一低い所得、離島格差など沖縄の課題はたくさんある。すぐに片付けなければならない課題は、一括交付金を含めた来年度の予算編成だ。来年からは新たな沖縄振興計画が始まる。そのためには沖縄振興法をつくらないといけない。皆さんの要請を受けながら練り上げていくのは西銘氏だ。

 西銘恒三郎(にしめ・こうさぶろう) 1954年8月7日生。那覇市出身。上智大卒。前職。