バスケットボールの第28回全九州大学リーグ戦2部の5試合が10月9から31日まで九州国際大などで行われ、沖縄大が4勝1敗で優勝し1部リーグ昇格を決めた。県内男子では初めての昇格。
最終5戦目の名桜大には延長の末に敗れたが、4勝した時点で昇格を決めた。他に九州国際大、宮崎産業大、福岡教育大、九州大の計6チームでリーグ戦を競った。
4年生でセンターの新垣晃希(こうき)主将は「自分は来年はいないが、3年生たちには楽しんでプレーしてほしい」と後輩たちへ思いを託した。
持ち味の堅守光る 初戦に競り勝ち勢い
沖縄大が県内大学の男子バスケットボール部で初の快挙となる1部リーグ昇格を決めた。
センターとして中心的役割を果たした濱川晃希主将は「身長は小さいチームだが、前からの守備を徹底し、走り負けなかった」と勝因を語る。名桜大との最終戦は延長にもつれこむ接戦だった。「後半は離される時間帯もあったが、残り2分で追い付いた。延長で惜しくも負けた」と激戦を振り返った。
新垣真一郎監督は1部昇格に声を弾ませ「走るバスケが持ち味。しっかり守備をして粘る展開に持ち込めた。1戦目の九州国際大に競り勝って勢いが出た」と選手をたたえた。