天久重機が増収率最高 前年度比4.7倍の15億円 完成工事高ランキング


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 2020年度の完成工事高ランキングで、前年度と比較した増収率が最も高かったのは天久重機(那覇市)で、ホテルの新築などで前年度比4.7倍の15億6千万円と大きく伸びた。2位は光和エンジニアリング(那覇市)で、ホテルの電気設備などで同3.8倍の11億6400万円を計上した。3位の創進(石垣市)は石垣港の係留施設築造などで同3.4倍の12億9200万円だった。上位3社はいずれも初のランク入りとなった。

 4位は興洋電子(那覇市)で、宮古島市の防災行政無線システム構築などで前年度比2.9倍の35億1700万円となった。5位は竹下土建(沖縄市)で、嘉手納基地駐機場の舗装などが完工高を押し上げ、同2.5倍の27億8900万円だった。

 減収幅が最も大きかったのは佐平建設(那覇市)の同66.1%減だった。