社会

伝統の染織、継承へ情熱 祝嶺恭子さん 文化財保護功労・教育研究功労<秋の叙勲>

 染織の道を歩み約60年。首里織の製作技術者や指導者であると同時に、県内各地を訪れて調査を重ね、沖縄の染織の継承・発展に大きく貢献してきた。叙勲が決まり「たくさんの方々に出会い、恵まれていたことに感謝している」と語る。

 ドイツのベルリン国立民族学博物館に所蔵されている琉球王国時代の染織物も現地で調査し、貴重な報告をまとめた。琉球の人々が製作した織物を詳しく調べる中で「丁寧に作られており、完成度が高い。絶やさないようにしないといけない」と強く感じたという。今後へ向け「たくさんの調査を整理し、受け渡していくことが大事だと思う」と話し、後輩へ継承していく思いを新たにした。

 しゅくみね・きょうこ 84歳。文化財保護功労・教育研究功労。染織製作技術者、県指定無形文化財「本場首里の織物」保持者、県立芸術大学名誉教授。那覇市識名



関連するニュース








  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス