沖縄の楽しみ方、「ファミリー」と伝えたい<台湾最強!彭國豪の沖縄発見>


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台湾を中心に沖縄の魅力を発信する琉球新報の彭國豪特約記者=8日、那覇市泉崎の同社

 ハイサイ! はじめまして。本紙特約記者を務めることになりました彭國豪です。Facebookに沖縄旅行ファンのグループ「沖縄彭大(ペンダー)ファミリー」を立ち上げてはや6年。急病やレンタカー事故など、さまざまなトラブルの相談に乗るうちにグループは急成長。今ではメンバー総勢55万人を誇る台湾最大の沖縄ファングループとなりました。

 沖縄との出合いは、同業他社の添乗員を引き受けたことがきっかけ。その頃、台湾で沖縄旅行といえば、年々人気が凋落(ちょうらく)していたツアー旅行が中心でした。でも、日本はもとより世界各国を見てきた私には、初めての沖縄がとても魅力的でした。沖縄旅行が面白くないのではなく、沖縄の楽しみ方が知られていないのだと気付いたのです。

 そこで一念発起して退社し、まずはFacebookでグループを開設。当時はまだ主流ではなかった個人旅行のこつや、沖縄旅行の楽しみ方の紹介を始めました。やがて格安航空会社(LCC)が飛び、民泊が増え、レンタカーの利用が始まり、今や個人旅行は沖縄旅行の主流です。

 リゾートホテルのプールサイドで優雅にくつろぐ旅も、金曜の仕事終わりで飛行機に飛び乗り、国際通りで焼き肉を堪能した後ゲストハウスで軽く汗を流し、朝一の飛行機で帰る弾丸旅行も、あらゆる旅の形を提供してくれる場所が沖縄なのです。

 おそらく私の「ファミリー」は皆さんが思いもよらない沖縄の楽しみ方をしていることと思います。これから毎月、本紙やWeb版でも紹介していきます。どうぞお楽しみに!