「恐怖覚える騒音」と苦情が相次いだ外来機、在沖米四軍調整官交付式で展示


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在沖米四軍調整官の交代式で展示される外来機=9日、宜野湾市の米軍普天間飛行場

 【宜野湾】米軍普天間飛行場で9日に在沖米四軍調整官の交代式が開かれたことに伴い、同飛行場では常駐機のほか、岩国基地(山口県)所属の外来機が展示用として並べられた。外来機の中には着陸の際、119・7デシベルの騒音を出した機体もあり、宜野湾市には市民からの苦情が相次いだ。

 展示されたのは、F35B最新鋭ステルス戦闘機やKC130空中給油機といった外来機や、CH53E大型輸送ヘリなどの常駐機。交代式に合わせ、8日から同飛行場で待機していた。

 市によると、8日午後0時52分に119・7デシベル、午後2時8分に109・4デシベルを、いずれも上大謝名局で記録した。市には「窓を閉め切っているのに恐怖感を覚えるような騒音だ」などの苦情があった。