沖縄SVがJFL昇格へ意気込み 高原「初戦が重要」 サッカー全国地域CL


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紅白戦でボールを奪い合う東海林佑飛(右)と岡本奈也=8日、うるま市具志川多種目球技場(沖縄SV提供)

 サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)昇格を懸けて全国の地域リーグの覇者など12チームが競う、全国地域チャンピオンズリーグ(CL)1次予選が12~14日、各地区で開催される。3年連続3度目の出場となる九州代表の沖縄SVは三重会場のAグループで、FC.ISE―SHIMA(三重、東海リーグ2位)、福井ユナイテッドFC(福井、北信越リーグ1位)、藤枝市役所(静岡、東海リーグ1位)と総当たり戦を行う。

 A~Cグループ1位チームと、各グループ2位の中で成績最上位の1チームが東京・味の素フィールド西が丘(北区)で11月24~28日に実施される決勝ラウンドへ進む。

 決戦を前にチームは最終調整を続けている。8日は、うるま市具志川多種目球技場でゲーム形式の紅白戦など約2時間の練習を実施。トレーニング後にコメントを発表した選手らは、勝利に向けて意気込みを語った。チーム代表で監督兼選手の髙原直泰は「短期決戦は初戦に勝てるかが非常に重要。負けないこと、一人一人が決断して思い切ってプレーすることが大事」と強調した。

 DFの岡根直哉は「2年連続で1次ラウンド初戦は勝利したが、2試合目でつまずいている。チーム全体が慎重かつ大胆にプレーできるよう、自分自身思い切ってプレーし、いい雰囲気に持っていきたい」と話した。今季22得点で九州リーグランキング2位の東海林佑飛は「今までやってきたことを普段通りにできたら結果につながると思う。積極的にチームを引っ張っていく気持ちで得点に絡んでいきたい」と気合を込めた。

 決勝ラウンドは4チームの総当たり戦。上位2チームがJFL自動昇格か、入れ替え戦に挑むことになる。