普天間のオスプレイ、自衛隊との県外訓練に参加 来月4日から


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 【東京】防衛省は11日、米軍普天間飛行場の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイなどが自衛隊との訓練に参加すると発表した。12月4日から17日の期間、王城寺原演習場、岩手山演習場、八戸演習場、霞目駐屯地、矢臼別演習場などで実施する米海兵隊との実動訓練(レゾリュート・ドラゴン21)に組み込む。

 訓練には、第1海兵航空団第36海兵航空群第262海兵隊中型ティルト・ローター機飛行隊(普天間)などと、自衛隊からは第9師団第5普通科連隊基幹、東北方面特科隊などが参加する。MV22のほか、AH1攻撃ヘリなどが参加する。部隊をヘリコプター空輸する訓練などを実施するという。

 防衛省によると、訓練移転は、日米合同委員会で2016年9月に合意した沖縄での負担軽減の一環。今回で訓練移転は14回目という。