石垣市の新しい「顔」が誕生 新庁舎落成式典200人が祝う


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15日からの業務開始を待つ石垣市役所新庁舎=12日、石垣市真栄里

 【石垣】石垣市役所新庁舎の落成式が12日、同市真栄里の新庁舎で開かれた。来賓など約200人が出席し、新庁舎の落成を祝福した。業務開始は15日から。

 新庁舎は地上3階、地下1階建ての鉄筋コンクリート造りで、延べ床面積は約1万3922平方メートル。工事費は約89億円で、世界的な建築家として知られる隈研吾氏が設計に携わった。

 落成式に先立ち開かれたオープニングセレモニーでは、厄払いとして真栄里伝統芸能保存会による獅子が披露され、テープカットなどのイベントが行われた。続く式典では、中山義隆市長が「新しく生まれ変わる庁舎は伝統的でありながらも独創的で、新しい石垣の顔となる」とあいさつした。

石垣市役所新庁舎落成式のオープニングセレモニーで、テープカットに臨んだ中山義隆市長(右から4人目)=12日午前、石垣市真栄里