「コロナ下の、子どものためにありがとう」保育士に感謝のメッセージ 那覇市園長会


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保育士たちに花と感謝のメッセージを手渡す石川キヨ子園長(左)=15日、那覇市のみどり保育園

 コロナ下の保育に尽力した保育士らに感謝を伝えようと、沖縄県那覇市内の認可保育園80園でつくる社会福祉法人立保育園那覇市園長会(金城佑佐会長)は15日、「感謝を込めて~那覇市園長会ありがとうプロジェクト」を始めた。加盟保育園の職員2千人余に園長から一人一人感謝のメッセージカードと花を手渡す。

 15日は那覇市首里石嶺町のみどり保育園で、石川キヨ子園長が職員40人にカーネーションの花とメッセージカードを手渡した。カードには「こどもたちのために安心できる環境づくりに奮とうする保育現場の仲間の皆さん いつも支えてくれてありがとう」などと書かれている。

 石川園長は「新型コロナへの恐怖を抱えながら、(職員は)ぎりぎりの精神状態だったと思う。子どもたちの笑顔に元気をもらった。第6波が来ると言われているが、心を寄せ合っていきたい」と話した。

 花を受け取った主任の島袋典子さんは「うれしい。昨年から一生懸命頑張ってきて、保護者も協力してくれた。感染状況は落ち着いているが、これからも気を付けたい」と話した。