米軍、嘉手納基地の第4ゲートを一時使用へ 来年9月まで「利便性向上のため」


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 【中部】米軍は嘉手納基地の第4ゲート(嘉手納町水釜)を、今月29日から来年9月まで一時的に使用する。同ゲートは基本的に閉鎖され、使われていない。期間中は基地の外に出る車両のレーンのみ解放し、入ることはできない。米軍大型車両も通行する予定。沖縄防衛局によると、米軍側は第4ゲートの使用について「利便性向上のため」としている。

 来年10月以降は、基地内に入る車両のレーンのみ解放され、通行は民間の大型貨物車両に限る。第1ゲート(北谷町砂辺)の整備に伴い、同ゲートで行われている民間大型貨物車両のセキュリティーチェックが第4ゲートで実施されることによるもの。

 米軍の第4ゲート使用について、當山宏嘉手納町長は19日に沖縄防衛局を訪れ、周辺道路の渋滞など住民生活に影響がないよう事前の対策を求めた。