【今帰仁】県高校野球連盟の川畑三矢会長らは24日、来春の第94回高校野球選抜大会21世紀枠への推薦を決めた北山高(今帰仁村)を訪れ、推薦の表彰状を手渡した。野球部の與那嶺光星主将は「選手一人一人が責任を持ち、向上できるチームづくりを目指したい」と力を込めた。

北山は県秋季大会で4強入りの成績を収めた。部員の約半数が今帰仁村出身で、そのほかは国頭村など北部地域の出身だ。川畑会長は「少人数ながらコンスタントに勝ち続けているチーム。地域を大事にしながら頑張ってくれるだろう」と評価した。
就任7年目の津山嘉都真監督は「地道に活動を続け、今の状態になった。選抜に出られるように準備をし、これからも努力したい」と意気込んだ。真栄田義光校長は「感慨深い。これからも部員一人一人が自分なりに努力してくれるだろう」と期待した。
全国各地区の候補校は12月10日に決まり、来年1月28日の選考委員会で21世紀枠3校が決定する。