部活動の遠征、沖縄県外を含め可能に 県立学校


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 沖縄県教育委員会は25日、県の新型コロナウイルス対処方針変更を受け、各県立学校の部活動の制限を緩和した。県内外への遠征が可能になったほか、活動時間も緩和された。

 25日以降の活動可能時間は、平日は2時間程度(早朝練習も含む)、土日祝日は昼食時間を挟まないように3時間程度とした。これまで制限していた県内外の遠征は、感染症対策を十分に講じた上で実施できる。県外大会へ参加する場合は、出発前にPCR検査の受検などを求める。

 文部科学省の基準をもとにした地域の感染レベルが1の学校は、生徒や指導者の同居家族に風邪などの症状が見られる場合でも、本人の健康状態が良好であれば参加できる。部活動前後の集団での飲食などは控えることも求めた。