収入が最も多かった沖縄県内の政党は? 離散の影響で収支共に減少


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 2020年の収支状況で、県内政党は政党解散の影響を受けて収支共に総額は減少した。政党5党の20年の収入総額(前年繰越金を含む)は8億7264万円で前年比3033万円(3.4%)減、支出総額も6億3880万円で同1299万円(2.0%)減少した。社民党以外は収支共に増加した。

 20年は日本維新の会県総支部と旧国民民主党、旧立憲民主党が解散し、新たに立憲民主党が設立した。

 5政党では自民党が収支共に最多で、収入総額は4億4161万円だった。共産党の2億9215万円、公明党7727万円、社民党4960万円、立憲民主党1200万円と続いた。

 政党を除く政治団体は収支共に前年より増加した。団体別で最も収入総額が多かったのは「下地ミキオ後援会」で1億2548万円だった。15年以降1位が続いている。20年当時、衆院議員だった下地幹郎氏が代表を務める「政党そうぞう」が1億490万円、「県医師連盟」の6471万円、「コクバ幸之助後援会」の4452万円と続いた。

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