首里城再建に総額2200万円 客から寄せられた募金託す イオン琉球


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沖縄美ら島財団の湧川盛順常務理事(左から2人目)に首里城復興支援の寄付金を贈るイオン琉球の大野惠司社長(同3人目)=11月30日、那覇市の首里城公園管理センター

 イオン琉球(南風原町、大野惠司社長)は11月30日、首里城再建支援へ客から寄せられた募金など総額約2200万円を、首里城公園を指定管理する沖縄美ら島財団(花城良廣理事長)に贈った。那覇市の同公園管理センターで開いた贈呈式で、大野社長が財団の湧川盛順常務理事に目録を手渡した。寄付金は2020年に寄せられた。内訳は、イオン琉球のグループ全店や全国からウェブを通じた募金が約186万円、地域振興型電子マネー「首里城WAON」利用金額から充てられた寄付金が約2018万円。

 大野社長は「全国から再建に向けた熱い思いがこもっている。今後も買い物を通じて社会貢献や首里城復興へ力を注いでいきたい」と話した。

 湧川常務理事は「イオン琉球からは今回を含めて6千万円を超える寄付をいただいている」と協力に感謝した。
 (小波津智也)