ドコモ沖縄、CO2排出を実質ゼロに 本当、年1.2万トン削減


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 NTTドコモは1日、沖縄県の携帯電話の基地局などで使用する電力を再生可能エネルギーに切り替え、沖縄本島での二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにすると発表した。対象の電力量は年間約1500万キロワット時で、約1万2千トンのCO2を削減できるという。本島に近い島は対象だが、石垣島や宮古島などの離島は対象外。12月利用分から順次切り替える。CO2の排出量が実質ゼロになる沖縄電力の料金プランを契約する。実際に供給を受ける電力にはCO2を排出する発電方式も含まれるが、太陽光や風力など再エネの発電コストを電気代に上乗せして支払うことで、CO2の排出量をゼロにしたとみなすことができる。

 ドコモは、2030年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を掲げている。
(共同通信)