照屋さんが棋道指導員に 豊田塾宜野湾将棋道場代表 沖縄から初、普及に貢献


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棋道指導員の資格証を手に教え子たちに囲まれる照屋彰さん(中央)=11月27日、宜野湾市の豊田塾宜野湾将棋道場

 【宜野湾】豊田塾宜野湾将棋道場代表の照屋彰さん(51)が11月17日付で日本将棋連盟から「棋道指導員」の資格を認定された。県内には同連盟公認の7人の将棋普及指導員がいるが、棋道指導員は照屋さんが沖縄初だ。
 11月現在、照屋さんを含め、全国に棋道正師範4名、棋道師範28人、棋道指導員104人、将棋普及指導員942人が普及活動を行っている。照屋さんは2018年に将棋普及指導員の資格を取得し、本業の傍ら、同道場や宜野湾市立中央公民館、与那原町で将棋指導を行ってきた。
 指導のため、27日に同道場を訪れた棋士の東和男八段は「経験年数があっても実績も伴わないと昇格は認められない。沖縄での普及にそれだけ貢献されているということ」と太鼓判を押す。照屋さんは「うれしくて光栄。宜野湾市は将棋が盛んな地域なので『将棋のまち』にしたい」と喜びを話した。
 (来間信也)