知事「軍備より平和外交を」 自衛隊の配備巡り認識 県議会一般質問


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沖縄県議会

 玉城デニー知事は7日の沖縄県議会一般質問で、県内への自衛隊配備について問われ、軍事力を行使する前に外交的努力が重要との認識を示した。「さる大戦で得たさまざまな教訓を次世代に伝えていかなければならない。日本軍の指揮所があった場所は攻撃の対象になったという調査結果もある。そういう認識に立てば、平和的外交こそが必要だ」と述べた。

 大城玲子保健医療部長は新型コロナウイルスワクチンの3回目接種に関連し、クラスターが発生した高齢者施設の従事者や入所者で接種から6カ月以上たった人への前倒し接種に向け、「情報収集や必要なワクチン量の把握に努める」と述べた。いずれも大浜一郎氏(沖縄・自民)への答弁。

 11月10日から販売が始まった域内観光需要策「おきなわ彩発見キャンペーン」第4弾について、宮城嗣吉文化観光スポーツ部長は、11月30日時点の販売額は約7・8億円、執行率は約14%と報告した。全体の予算額は62億円。中川京貴氏(沖縄・自民)への答弁。
 (梅田正覚まとめ)