南城市長選 前職・古謝氏が決起集会


この記事を書いた人 Avatar photo 桑原 晶子
ガンバロー三唱する古謝景春氏(左から2人目)=12日、南城市大里農村環境改善センター

 【南城】来年1月23日投開票の沖縄県南城市長選に立候補を予定している無所属前職の古謝景春氏(66)=自民、公明推薦=の決起集会が12日、南城市大里仲間の大里農村環境改善センターなど2会場で開かれた。古謝氏は「4年前の反省を踏まえ、心を新たにして日本一元気で魅力ある市を実現する」と訴えた。約350人の支持者が集まり、拍手やガンバロー三唱で返り咲きを誓った。

 古謝氏は市長時代に実施した公立保育所民営化に触れ、「園の関係者と意見交換を重ねたところ評価をいただいている」と実績を伝えた。「若者の雇用環境を作ることは子育てしやすい環境にもつながる」として、企業誘致を図ると語った。西銘恒三郎沖縄担当相や古堅國雄前与那原町長らのあいさつもあった。

 市長選には古謝氏のほか、無所属現職の瑞慶覧長敏氏(63)=共産、社民、社大、にぬふぁぶし推薦=が立候補を予定し、一騎打ちとなる見通し。 (金城実倫、写真も)