市民と行政の架け橋、決意新たに 那覇市議会100周年、歴史に思いはせ


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那覇市議会100周年式典で「かぎやで風」を舞う重要無形文化財「琉球舞踊」保持者ら=11月26日、那覇市議会議場

 【那覇】那覇市議会の100周年記念式典が11月26日、市議会議場で開催された。市民の負託に応えることを新たに誓う「 」を全会一致で可決した。市文化協会に所属する重要無形文化財「琉球舞踊」保持者らによる舞踊も披露され、参加者は那覇と議会の歴史に思いをはせた。

 市議会は那覇市で市制が施行された1921年に設置された。100周年決議では「市議会基本条例を指針に、市民と行政の架け橋となる『地方自治の津梁(しんりょう)』たるべく、市民生活の福祉向上と那覇市の発展、恒久平和のために全力を尽くす」とした。

 久高友弘議長は「これからの100年を見据え、次代に那覇市の将来を引き継ぐため、議員一同、尽力することを誓う」とあいさつを述べた。
 (伊佐尚記、写真も)