佐喜真氏、知事選出馬に意欲 自民の候補者選考が本格化


社会
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佐喜真淳氏

 前宜野湾市長の佐喜真淳氏(57)は14日、琉球新報のインタビューに応じ、来年秋の知事選に関して「環境が整い、県民や有権者から期待の声が上がるのであれば、政治家としての使命、責任として考えなければならない」と述べた。再選出馬が予想される玉城デニー知事の対抗馬として、立候補に意欲を示した。

 自民党県連は知事選の候補者選考に関して、佐喜真氏を含めた数人を軸に人選を進める考えだ。

 一方、来夏に控えた参院選の候補者選びと並立して知事選の選考作業が進む見通しで、佐喜真氏が実際に知事選の候補として選出されるのかは流動的な部分もある。

 佐喜真氏は2018年知事選で、玉城氏との一騎打ちの結果、落選した。

 インタビューで佐喜真氏は「さまざまな意見の中で候補者が決定されると理解している。重要なのは(現職との)1対1の構図になることだ。推移を見守りながら、自分なりに努力を重ねていきたい」と述べ、県連内の決定に沿う形で検討する考えを示した。
 (池田哲平)