琉球新報社 
おきなわワールド文化王国・玉泉洞（南城市）は、県民向け旅行需要喚起策「おきなわ体験最大50％キャンペーン」の活用を呼び掛けている。1回当たり上限1万円で、商品代金が50％割り引きとなる。観光関連業は新型コロナ感染症の影響で被害を受けており、同施設は「観光施設やアクティビティーをお得に利用できるチャンスとなる」とPRしている。
キャンペーンは県の事業で、コロナ禍に苦しむ観光施設、観光体験事業者の支援が目的。ジャンボツアーズ、沖縄ツーリスト、アソビューそれぞれのキャンペーンサイトを通じ予約することで、アクティビティーやレジャーなどに利用できる。期間は2022年2月末まで。
11月20～28日にかけて、情報処理サービスを手掛けるOCCグループの共済会約500人がキャンペーンを活用し、社員研修としておきなわワールドに訪れた。施設見学や昼食、工芸体験などを利用したほか、土産品購入などで観光施設の需要喚起を応援した。
おきなわワールドは「企業側にとっても、沖縄の自然や歴史、文化に触れる良い機会となる」とコメントし、来園のメリットを強調した。
（中村優希）
